条理ある疑いの彼方に(1956年)
「マックィーン・ザ・ヒーロー(芳賀書店)」によると、この作品は、マックィーンの公式資料にはほとんどのっておらず、「モーション・ピクチャー・アルマナック」誌及びTV「拳銃無宿」の広報用パンフレットのバイオグラフィーにあげられているという。
ストーリーは、ダナ・アンドリュース演じる主人公の作家トム・ギャレットが、殺人事件の容疑者として逮捕され(そのように自分で仕組んだのであるが・・)、あらゆる状況証拠の中で、有罪にされそうになるという話だ。ようやく無罪になった最後に、どんでん返しが用意されていた。
実は、ストーリーよりも、マックィーンがどの場面に出ているか探すのが、この映画を観る主目的だった。クレジットにも、マックィーンの名前はない。よほどのチョイ役だろう。警官の一人?裁判所の書記?囚人の一人?、所有していた字幕なしのVHSで探した際には、踊り子の控え室の入り口のデスクに座っている男、これこそ、マックィーンだろうと考えていた。今回、TUTAYAから出た日本語字幕付きのDVDを観て、明らかにこの男がマックィーンではないことを確認した。その結果、残念ながら、全編を観ても、マックィーンの登場シーンを確認することはできなかった。 |
監督 |
フリッツ・ラング |
製作 |
バート・フリードロップ |
脚本 |
ダグラス・モロウ |
撮影 |
ウィリアム・スナイダー |
音楽 |
ハーシェル・バーク・ギルバート |
出演 |
ダナ・アンドリュース
ジョーン・フォンテーン
シドニー・ブラックマー
スティーヴ・マックィーンほか |
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DVD |
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